国際海事局の海賊情報センター(本部・クアラルンプール)は11日、今年4月-6月期の発生件数が1月-3月期に比べ、19%増の計62件を記録したと報告したと言う。
ソマリア、ナイジェリア沖合での増加が主因だが、前年同期の85件からは減っている。
1月-3月期は52件だった。また、今年上半期の件数は114件で、前年同期の126件からは減少した。
上半期での国別の発生数を見ると、ソマリアの24件が最高。
ナイジェリア18件、インドネシア13件などと続いた。海賊が船に乗り込んだのは71隻で、シージャックされたのは12隻。人質となった船員は190人で、7人が殺害され、7人が行方不明となっている。
海賊多発の海域として悪名高かったマラッカ海峡では減少の基調が目立ち、上半期では2件と昨年同期と同じだった。沿岸国であるインドネシア、マレーシア、シンガポールの共同監視作戦が功を奏していると指摘した。