クルサードは自身のレッドブル後任ドライバーとして、ベッテルの名前を挙げたと言う。
先週、シルバーストーンで今季限りの引退を表明したクルサードは、ベッテルが「将来のF1覇者に必要なすべてを持っている」と語る。
エナジードリンクメーカーであるレッドブルとの契約下にあり、現在はトロ・ロッソでドライブするベッテルは、すでに09年のレッドブルのシートに座る可能性が高いとの見方がなされている。
また、クルサードの引退表明の直後に来シーズンもレッドブルにとどまることを発表したマーク・ウェバーも、イギリスGPの会場でベッテルが最有力候補だと語ったと言われているのだ。
1994年にF1デビューを果たし、これまでに13勝を挙げたクルサードはF1の公式Webサイトにベッテルについて、こう語った。
「彼の成熟度と取り組み方は僕からすれば、この仕事にぴったりの事物だと思う」
「だから僕は彼がレッドブル・レーシングのために素晴らしい仕事を成し遂げられるはずだと確信している」
さらにクルサードは来年、レッドブルで相談役やテスト担当という役目を担いながら、テレビの特別専門家としてF1パドックで時間を過ごすかもしれないという大きなヒントを与えた。
「メディア側からしてみれば、僕はチームの内部とかについて知識があるわけだから、たくさん貢献はできるだろうね」