ミャンマー(ビルマ)を直撃した大型サイクロンの被害の救援活動に当たる世界食糧計画(WFP)は8日、支援物資を積んだ同組織手配の航空機がミャンマーに到着したと述べた。国連機関が援助で派遣した航空機が到着したのは3日のサイクロン襲来以来、初めてと言う。
WFPによると、一番機は伊から飛来したもので、8日中には計4機がミャンマーに到着する見込み。これらの機は、ビスケットを含めた非常食、薬品の応急セットなどを積んでいる。
WFPの飛行機は、ミャンマー軍政当局の着陸許可が下りず、2日間、空港で待機していたという。 サイクロン被害で、国連関係機関、国際社会は続々と支援を表明しているが、軍政当局は要員の入国査証の発給に消極的で、物的支援だけ求め、人的支援を嫌がる姿勢への批判も高まっている。ミャンマー駐在の米外交官は、サイクロンによる犠牲者は10万人以上、行方不明者は7万人とも推測している。
この中で、ミャンマーとの関係が最も強い中国の外務省報道官は8日、被災地の援助活動で国際社会に協力するよう軍政当局に促している。報道官はまた、既に発表した救援資金100万ドル(約1億400万円)に加え、430万ドルを追加支援するとも語った。
軍政当局の着陸許可が下りず2日間、空港で待機って・・・
バカか!!!
ホントに何やってるんだかね。