イラン国営テレビは12日、南部シラーズ市内のモスクで同日夜の礼拝中に手製爆弾が爆発し、9人が死亡、105人が死亡したと伝えたとの事。
ただ、国営イラン通信(IRNA)は地元当局者の発言として、爆発原因は爆弾ではないと伝えており、国営テレビの報道と食い違っている。
通信社FARSによると、爆発は午後6時、男性向け礼拝所で聖職者が説教をしている最中に起きた。聖職者は、イスラム教シーア派から異端視されている宗派2つを非難していた。
犯行声明は出ていない。
AP通信が現地メディアの報道として伝えたところによると、爆発で周辺の民家の窓が破壊され、約1.6ロ先の建物が震動した。負傷者の治療に対応するため、献血の呼びかけが行われている。