米大統領選の民主党候補指名争いで首位を走るオバマ上院議員の選対本部は3日、今年3月の献金額は4千万ドル(約41億2千万)に達したとの暫定数字を発表したと言う。
献金者は44万2千人以上で、うち21万8千人以上が初の寄贈者としている。
一方、ライバルのヒラリー・クリントン上院議員の陣営は、3月の選挙資金は約2千万ドルであることを明らかにした。
オバマ氏陣営が2月に集めた選挙資金は5500万ドルで、クリントン氏の約3500万ドルを大幅に上回っている。献金額でもオバマ氏の優勢が顕著になっている。
3月分を含めオバマ氏陣営がこれまで集めた選挙資金は約2億3400万ドルで、民主党候補の指名争いでは史上最高額となっている。これまでの記録は04年のケリー上院議員の2億1500万ドルだった。
共和党候補を含めた選挙資金では、ブッシュ大統領が04年に集めた2億5900万ドルが過去最高。