イラク警察によると、中部ディラヤ州バクバ近郊で10日朝、18歳の女性が、部族指導者の自宅前で自爆したと言う。
指導者と5歳のめい、警備員の3人が死亡した。
駐留米軍の報道官が記者団に語ったところによると、この指導者は、反テロで米軍と共闘するイスラム教スンニ派組織「覚せい評議会」の地元組織を率いていた。
米軍は最近、イラクなどのテロ組織が女性の自爆犯を使うケースが増えているとして、警戒を呼び掛けている。
バクバ近郊ではこの日、イラク軍兵士らを狙ったとみられる自爆テロも発生し、民間人2人が死亡、警官2人を含む20人が負傷した。