イラク内務省によると、中部イスカンダリヤで24日、イスラム教シーア派の巡礼者らを狙ったとみられる自爆テロが発生し、女性や子どもを含む少なくとも40人が死亡、60人が負傷したとの事。
当局者によると、死傷者の大半は、中部の聖地カルバラへ向かっていた巡礼者だったと言う。
カルバラでは、イスラム教預言者ムハンマドの孫イマム・フセインの殉教を悼むシーア派の宗教行事が27日に予定されている。行事には毎年、数千人の信者らが訪れるとの事。
これに先立ち、バグダッド南部でも同日、シーア派巡礼者のグループが銃や手投げ弾を持った武装グループに襲撃され、3人が死亡、警官2人を含む30人以上が死亡したとの事。