キューバの共産党機関紙グランマは19日、フィデル・カストロ国家評議会議長(81)が、議長職と軍最高司令官を退任すると伝えた。
フィデル・カストロ議長は06年7月末に腹部の手術を受けて以来、公の場に姿を見せていなかった。
手術を受ける直前に、権限を暫定的に弟のラウル・カストロ国家評議会第一副議長へ委譲。手術後は公の場に姿を見せず、療養生活を続けていたが、今年1月末の人民権力全国会議(国会)議員選に出馬し、当選していた。
カストロ議長は32歳だった1959年、バティスタ政権を打倒し、首相に就任。
1961年に社会主義路線を宣言し、76年に国家評議会議長に選出され、キューバの元首として全権を独占してきた。
「新しい時代を作るのは老人ではない」
ニャンテね。
もういいでしょ。