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ブット氏暗殺事件で逮捕の2人、自爆犯ほう助認める
  パキスタンのラワルピンディで昨年12月27日起きたブット元首相の暗殺事件で、先週逮捕された容疑者2人は13日、裁判所に出廷し、自爆テロ実行犯をほう助した事を認めたと言う。

内務省報道官や警察関係者がCNNに語った。

犯行を供述したハスナイン・ギュル容疑者とラファカット容疑者は、実行犯とともに事件の背後にいた5人組に含まれており、事件当日に現場のラワルピンディの公園にいた。残り2人の容疑者は依然逃走中。

両容疑者は事件前日、「サイード」「ビラル」という偽名を持つ実行犯とラワルピンディのバス車庫で会い、ラファカット容疑者が実行犯を一晩かくまった。両容疑者はその後、ラワルピンディの公園に実行犯を連れて行き、犯行の数時前にハスナイン・ギュル容疑者の自宅で実行犯に自爆用ジャケットを着用させた。

実行犯は公園で開かれていた政治集会の警備を突破できなかったとみられ、ブット氏が公園を去る際に犯行に及んだとされる。

ブット氏の死因については、同氏が自爆テロの爆風を受け、乗っていた車に頭を強打した事が原因とする報告書が提出された。パキスタン政府は、イスラム原理主義勢力タリバンのパキスタン指導者で、国際テロ組織アルカイダとのつながりを持つバイトゥラ・メフスード容疑者がブット氏暗殺を画策したとの結論を出しており、CIAもこれを支持している。

内務省報道官によると、政府は実行犯が自爆前にブット氏に発砲したことを否定していないものの、単独犯ではなかったとの見方にある。捜査当局は、犯行計画の策定に関与した容疑者の解明を進めている
by sportsiroiro | 2008-02-14 18:34 | ニュース
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