イラクの新しい国旗が5日午前、バグダッド中心部の外交公館、政府省庁が集中する通称「グリーンゾーン」に掲揚されたみたいです。
新しいデザインは、旧フセイン政権時代のシンボルを削除したもので、1年間の暫定的なものとなる。
古いイラクの国旗は、1963年にバース党が政権を握った際に制定されたものに、フセイン元大統領による直筆の文言が加えられたものだった。
新しいデザインは、バース党のスローガンを象徴する3つの緑色の星をなくしたもの。
さらに、フセイン元大統領の筆跡の文言「神は偉大なり」の書体を変更し、今年1月にイラク議会が承認していた。
しかし、クルド人側とスンニ派の議員は、国旗のデザインをめぐって対立しており、新デザインの国旗は1年間のみの暫定的なものとなっている。