シュワルツェネッガー米カリフォルニア州知事(共和党)の夫人で、ケネディ家の一員であるマリア・シュライバーさんは3日、大統領選で民主党の指名獲得を狙っているバラック・オバマ上院議員への支持を表明したとの事。
シュライバーさんは当地で開かれたオバマ氏の集会に出席。スーパーチューズデーの5日に予備戦が行われるカリフォルニア州が「変革の震源地」であると明言し、自分の心に従い、誇りを持って投票するよう有権者に呼びかけた。
シュライバーさんはエドワード・ケネディ上院議員と、故ケネディ大統領の姪。故大統領の娘キャロラインさんとケネディ議員は先週、オバマ氏支持を表明済みだ。
シュライバーさんはこの日の集会で、キャロラインさんやオバマ氏のミシェル夫人、有名司会者オプラ・ウィンフリーさんとともに姿を見せ、「こうした(著名な)女性たちのみならず、人種や年齢層が異なる人々、民主党支持者や無党派層の人々などと一緒にいる事を誇りに思う」と語り、オバマ氏が有権者を信頼する候補だと強調。
ケネディ家は、オバマ氏支持派と、対抗候補ヒラリー・クリントン上院議員の支持派に分かれている。また、シュライバーさんの夫であるシュワルツェネッガー州知事は1月31日、共和党の指名獲得を狙うジョン・マケイン上院議員への支持を表明。