米カリフォルニア州のシュワルツェネッガー州知事が昨日、米大統領選の候補指名争いで共和党のジョン・マケイン上院議員を支持すると表明したとの事。
同州知事の支持は、5日に行われるカリフォルニア州の予備選で、マケイン候補の強力な追い風となると言う。
シュワルツェネッガー知事は同日、マケイン候補とともに記者会見し、「すばらしい未来を希望する自分にとって、マケイン氏は党派を超えて、何度も何度も未来のために努力を惜しまなかった」「マケイン氏は、偉大なる米国のヒーローで、卓越した指導者」だと称えた。
共和党の指名候補争いでは、1月30日に有力候補とされていたジュリアーニ元NY市長が撤退を表明し、マケイン候補を支持すると発表。
カリフォルニア州では、「スーパー・チューズデー」の2月5日に共和党の予備選が開かれる。同州は共和党でも最大の代議員が割り当てられており、シュワルツェネッガー知事とジュリアーニ氏がマケイン候補の支持を明らかにした事で、同州における支持の拡大につながると見られている。