アロンソはルノーが08年に前進を見ないという可能性が、彼にとって懸念材料だと語っている。
06年末にルノーを離れて1年、その間、ルノーは表彰台に上るのもやっとだったものの、先週のヘレステストではトップタイムをマークするなど、見た目にはコンペティティブな復帰を果たしていた。
スペインの『Telecinco(テレシンコ)』に対し、「僕が懸念するのはモチベーションもなく、8位争いをするような悪い年になること」と明かしたアロンソは、こう主張する。
「眠りから覚め、モチベーションを保ちながら前進し、表彰台を争いながら良い結果を目指すことが重要なんだ」
自身の懸念をよそに、ルノーは08年に向けて素晴らしいマシンを提供するはずだと自信がある様子のアロンソ。新車R28は今週、コースデビューを果たす予定だ。
「R27の開発は6月にストップしたってことだから、それ以降は新車に全力を注いできたんだと思うし、僕らはいいマシンを手に入れられるはずだ」と話したアロンソは、次のように締めくくっている。
「その間、何かしら成果をあげていると信じている。コースデビューすれば分かるだろうけど、07年よりはいいと思うよ」