米海軍は11日、同軍艦船が昨年12月、ペルシャ湾の入り口にあるホルムズ海峡でイラン船と2度にわたって異常接近し、うち1回で警告の発砲をしていたと発表。
発砲は12月19日で、1隻のイラン船舶は米軍艦船に高速で接近してきたと言う。警告射撃の後、停止していた。
2度目の近距離での遭遇は同22日で、イラン船3隻が接近。
米海軍当局者によると、うち2隻は武装していた。海軍艦船は警告の発砲に踏み切らなかったが、警笛を鳴らした所、3隻は引き返したと言う。
これらの4隻のイラン船の所属先は不明。
ペルシャ湾では1月6日、イラン革命防衛隊の高速艇が米艦船に接近、無線で爆破を警告するなどの威嚇行為をしたと米軍は発表。イラン側は爆破警告の事実はないと打ち消している。