トヨタエンジンを搭載したウィリアムズの2代目マシン、FW30。08年型マシンは当初の予定から1週間遅れでサーキットデビューする事になったみたい。
FW30は来週14日(月)から始まるヘレステストでサーキットデビューを果たすと考えられていた。しかしドイツのモータースポーツ専門誌『Auto Motor und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』は、ニコ・ロズベルグと中嶋一貴はヘレスでFW29に乗ると報じている。
実際、ウィリアムズのテクニカルディレクターを務めるサム・マイケルも、「スケジュールはとてもタイトなんだ。だから新車を早く走らせてしまうのではなく、次週のバレンシアテストでデビューさせることにした」とコメント。
しかし来週のへレステストに持ち込まれるFW29には、トヨタも使用する08年スペックのギアボックスが搭載する模様だ。08年からは、同一のギアボックスを4レース使わなければいけないというレギュレーションが施行される。
この点についてマイケルは「08年型のギアボックスをFW29に投入する点については問題ないよ。われわれは08年型のトランスミッションを、07年中に完成させていたからね」と語った。