米映画会社ワーナー・ブラザース傘下のビデオソフト販売会社ワーナー・ブラザース・ホーム・エンターテインメントは4日、高画質DVD規格を、今年6月からブルーレイ・ディスクに一本化すると発表。
ワーナーは東芝陣営のHD-DVD規格と、ソニー陣営のブルーレイ規格の双方でDVDを発売し、両規格の主導権争いから距離を置いてきた。しかし消費者の長期的利便性を考慮した結果、ブルーレイに絞り込んだと言う。
ワーナーは米映画会社としてDVDの売り上げが最も多く、米国内での売り上げ高は18-20%を占める。現在ブルーレイ規格のみで高画質DVDを発売している映画会社は、ソニー・ピクチャーズと20世紀フォックス、ディズニーの3社。
HD-DVDを支持しているのは、パラマウント・ピクチャーズとユニバーサル・ピクチャーズにとどまっている。