イスラム強硬派のイスラム聖戦は17日、イスラエル軍が同日、2度にわたってガザで空爆を実施、同組織の軍事部門の責任者を含む4人が死亡、3人が負傷したとの述べた。
イスラエル軍は、エル・ハラジン責任者を狙った空爆を実施した事を認めた。
聖戦の報道担当は空爆を受け、イスラエルに報復攻撃を掛ける事を宣言。同組織によると、ハラジン責任者はイスラエル領内へロケット弾を撃ち込む任務を持ったメンバーが乗った車両がイスラエル軍の空爆を受けた際、死亡。
イスラエル軍によると、2回目の空爆もロケット弾発射を準備していた聖戦構成員を攻撃したもので、聖戦の細胞分子の構築を担当する責任者が死亡したとしている。また、18日未明には、イスラエル領内へロケット弾を撃ち込んだ聖戦メンバーを攻撃したと言う。
イスラム聖戦は、アッバス議長率いるパレスチナ自治政府と敵対、ガザを実質的に支配するイスラム強硬派組織、ハマスに比べ小組織だが、イスラエル南部へのロケット弾攻撃の中心勢力となっている。