第二次世界大戦中、ナチスの迫害を逃れて当地の隠れ家に住んでいたユダヤ人少女アンネ・フランクの日記に登場するクリの木が、撤去を免れる事なったみたいです。
幹の腐食が進み、倒れる恐れがあるとして、市当局がいったん伐採許可を出したが、「残念だ」との声が続出した事を受け、専門機関が保護策の検討に乗り出した。
クリの木は、樹齢約150年。
アンネら一家が隠れ住んだ建物の横に立ち、「アンネの日記」には、屋根裏の天窓から見えるその姿が何度も描写されている。
だが最近の調査で、虫食いがひどく、幹の組織の約半分が腐っている事が分かり、市当局が昨年11月、このままでは危険との判断を下したとの事。
当局の報道担当者によると、再検討の結果、樹木保護の専門機関による調査を許可する事が、先週決まったと言う。専門機関は来年初めまでに、治療や倒木防止などの案をまとめる予定。木の所有者である地主も、この提案を待つ事に同意していると言う。
撤去とかはやめて欲しいね。
第二次世界大戦の事を忘れてはならないと言う事もあって、何とか保護する形で残していって欲しいね。