パキスタン軍報道官は14日、アフガニスタンと国境を接する北西辺境州で同日、爆弾を積んだ車両が警戒パトロール中の軍の車列に突っ込み自爆、兵士8人が死亡、20人が負傷したと述べた。死傷者が増える恐れもある。
現場は、対アフガン国境に近いミランシャ町近くで、同州のバンヌー町でも14日朝、治安部隊兵士2人が負傷する爆発事件があった。
軍は両攻撃について、強硬派のイスラム神学校学生らが武装して篭城(ろうじょう)、軍が10日に突入し多数の死傷者が出た首都イスラマバードのモスク(礼拝所)事件に反発する勢力の仕業とみている。
同州はイスラム強硬派勢力の温床とされ、国際テロ組織アルカイダ、アフガンの旧政権勢力タリバーンの同調者も多いとされる。
軍は14日の事件を受け北西辺境州へ数千人規模の部隊を派遣、モスク事件を起因にしたイスラム強硬派勢力の「報復攻撃」を押さえ込む事を決めた。
やっぱ起きちゃったね。
テロが起きない事を願いたいね。