アフガン北部の
クンドゥズで19日、自爆攻撃があり、パトロール中のドイツ兵3人と民間人4人が死亡した。イスラム原理主義勢力タリバンが犯行声明を出した。
当局によると、自爆攻撃はドイツ兵が乗った車両の近くで発生。徒歩で警戒に当たっていた兵士たちも被害を受けた。7人が死亡したのに加え、ドイツ兵2人を含む14人がけがを負った。
武装勢力の攻撃は冬季には減っていたが、このところまた活発化している。17日には、道路わきに仕掛けれた爆弾により、同国の警察官11人が死亡。自爆攻撃で情報相がけがをした。
同国では12日、タリバンの最高幹部の1人ダドゥラ司令官が、米軍主導の連合軍との戦闘で死亡。タリバンにとっては、01年に政権を失って以降で最大の打撃といわれている。
タリバンは、自爆攻撃の要員として数百人を訓練しているとしている。