パレスチナ自治政府の穏健派
ファタハとイスラム過激派
ハマスは14日、双方の指導者が会談して停戦合意に達したと発表した。ファタハとハマスは3月に連立政権を発足させたが、両派間の対立は続き、13日には自治区ガザでの衝突で4人が死亡する事態となっていた。
ハマスの報道官によると、停戦はエジプトの仲介で成立し、午前1時に発効した。両派は武装メンバーを引き揚げて検問所を撤去し、人質を解放することなどを決めたという。
ガザ市では13日、モスク(イスラム礼拝所)前で両派が衝突し、パレスチナ治安筋によるとハマスのメンバー2人が死亡、通行人を含む9人が負傷した。またガザ北部では同日、ファタハの軍事部門「アルアクサー殉教者軍団」の司令官ら2人が射殺され、葬儀でも衝突が発生。対立の激化による連立崩壊が懸念されていた。
この停戦、少しでも長く続く事を願いたいです。