アフン政府の報道官は13日、イスラム原理主義勢力タリバーンのムラー・ダドゥラ最高司令官が、南部ヘルマンド州でアフガン治安部隊とNATO軍の攻撃を受け、死亡したと語った。
アフガン政府当局者もロイター通信に対し、ダドゥラ氏が12日に南部ヘルマンド州でアフガン軍の攻撃を受け、死亡したと語った。
NATO軍関係者は今のところ、ダドゥラ氏の死亡を確認していない。ただ、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは13日、タリバーン関係筋が同氏の死亡を確認したと伝えた。
片足のダドゥラ氏はタリバーンの軍事作戦を指揮したほか、地元アフガン人や外国人の拉致事件に関与した疑いが持たれている。アフガン政府は以前、同氏の死亡を誤って発表したが、今回発見された遺体が同氏の身体的特徴と一致することを確認。政府関係者や記者団も、遺体が同氏であると語ったという。
ダドゥラ氏をめぐってはここ数年、死亡説や拘束説が度々出ていた。同氏は米同時多発テロ以来、攻撃で死亡したタリバーン幹部の中で最重要人物で、タリバーンは大きな打撃を受けると予想される。
ほんとに大きな打撃を受けるかな・・・そんな事は無いと思うけどね。