英内務省は4日、街頭でのケンカ、器物損壊やゴミのポイ捨てを発見した場合、「音声」で注意する「監視カメラ」を全国20地域に設置すると発表した。
犯罪阻止に一段と貢献するとしているが、「監視社会」にますます近付くとする警戒論もある。
試験運用の後、設置するみたいですよ。
導入費用は約50万ポンド(約1億2千万円)。既設の監視カメラに新機能を盛り込む。
地方行政当局の担当者が画像を追い、該当の人物に直接警告する仕組み。
既に一部地域には導入されており、ポイ捨て減少などに効果を示していると言う。
ロイター通信によると、英国は世界で最も監視カメラが設けられている国として知られ、現在の台数は推定420万個。人口14人当たり1個の計算だと言う。
この中でプライバシー保護団体は、私生活がますます公的機関に暴かれる社会になりつつあると警告。「住民はこけおどかしの監視ではなく、生身の警官が出動して、街頭を守るような治安維持を望んでいる」とも主張している。
プライバシーの問題もあると思うけど、犯罪阻止に役立つなら仕方ないかな。