アフガニスタンの首都カブールで20日、支援国などによる国際会議が開催され、カルザイ大統領は2014年までに治安権限の移譲を完了させる方針を確認した。
大統領は会議で、北大西洋条約機構(NATO)など諸外国と協力して権限移譲を進めるとの姿勢を表明した。
会議には70以上の国や国際機関、地域機関の代表者が出席し、アフガンの開発、統治、安定化に向けた計画を話し合った。
同国への支援をめぐる協議では、浪費や汚職を抑えて政府の統治能力を高めるため、支援金のうち少なくとも50%をアフガン政府に直接支払うことで合意に達した。