「サーティワンアイスクリーム」で知られる大手アイスクリームチェーン、バスキンロビンスはこのほど、同社が創立65周年を迎えるのを記念して、米国での定番フレーバーのうち5種を廃止し、新たなフレーバーに置き換えることを決定したと発表した。
廃止されるのは、キャラメルプラリネチーズケーキ、 アップルパイアラモード、キャンプファイアー・スモアーズ、スーパーファッジ・トリュフ、そして1945年以来の定番であるフレンチバニラ。これらに代わる新フレーバーについてはまだ発表されていない。
同社のシュリニバス・クマール氏は「この数十年間に、マイアミアイスやビートルナッツのような代表的なフレーバーのいくつかを『永久凍結』してきた。だが、一度に5フレーバーを廃止するのはこれが初めてだ」と述べている。
全米アイスクリーム小売業協会によると、米国は世界屈指のアイスクリーム消費大国だという。全米のアイスクリーム製造業界の年間売り上げは210億ドルを上回る。
これらのフレーバーを好んだ全米のアイスクリームファンにとっては悲しいニュースとなった。廃止予定フレーバーは7月末まで購入可能。