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トロ・ロッソ、2011年もドライバー変更なし
  トロ・ロッソは2011年もブエミとアルグエルスアリをレースドライバーに起用するつもりのようだ。両ドライバーはいずれも昨年にF1デビューを飾った若手ドライバーだが、アルグエルスアリはシーズン途中にセバスチャン・ボーデの後任としてシートを手にしたため、ブエミと比べると約半年ほど経験が少ない。それでも、チーム代表のフランツ・トストはこれまでの2人に満足しているという。

「われわれのドライバーたちは2011年に向けて十分準備が整っていると信じているので、彼らを来年も起用することになる」と語るトスト。「スクーデリア・トロ・ロッソの重要な役目の1つに、レッドブル若手ドライバープログラム出身者を起用するというものがある。それぞれ21歳と20歳のセブ(ブエミの愛称)とハイメは、今でもその基準を満たしているのだ」と述べ、こう続けた。

「多くのF1ドライバー仲間と比べれば、われわれのドライバーたちにはF1の経験が不足している。彼らは毎レースごとに走行時間を蓄えているわけでもあり、シーズン後半戦で進歩が見られると期待しているのだ。これは特にアルグエルスアリについて言えるのだが、その理由としては彼が2009年のハンガリーGPでデビューしたために、今年加わった韓国以外のサーキットを知っていることがある。単に彼らのドライビングがよくなっているということではなく、彼らの理解やエンジニアリング的なフィードバックも改善しており、われわれがパッケージの能力を最大限に生かすためにはこれが重要なのだ」

またトストは、トロ・ロッソが目標に掲げるコンストラクターズ選手権8位の座に到達するために、シーズン後半戦におけるポイント獲得を期待するとも付け加えた。

「マシンのアップデートとドライバーおよびチーム全体のパフォーマンス改善によって、残りのシーズンでさらなるポイント獲得ができることを願っている」と話すトストは、こうも述べた。

「なぜこれ(ポイント獲得)をもっと早くできなかったのだろう? それは極めてシンプルな話で、リソースの問題だ。われわれは小さなチームだし、このハイテクな時代においても、われわれのチームには技術力を前進させることのできるドライバーがおらず、それは生産の面だけでなくデザインや開発も行えなかったためだ」

「(2011年型マシンの)STR6を開発しているが、STR5の開発を終える時期を決定していないのは、われわれが持っているリソースや新パーツ作成のためのキャパシティによっては、それらをSTR5に投入することで益を得られると感じているためだ。これはつまり、2011年に向けたテストを今シーズン中に効果的に行っているということも意味する」


トロ・ロッソも頑張ってるよね^^
by sportsiroiro | 2010-07-16 21:06 | F1
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