バリチェロは2011年もウィリアムズに残る意向であることを明らかにした。 間もなくF1出走300戦に達しようとしているブラジル人ベテランドライバーのバリチェロは2010年シーズンに先だってウィリアムズに加入。これまでのところ、高い評価を受ける新人のニコ・ヒュルケンベルグを相手にチームをリードする存在であることを証明してきた。
ウィリアムズはバリチェロがチームにもたらした技術的な貢献にも喜びを示すものの、両者がかわした契約は1年限りだと考えられている。
そんな中、「(2011年についての)契約はどこともかわしていないけれど、他のチームとは何の話もしていない」とのバリチェロの言葉が『Motorsport Aktuell(モートアシュポルト・アクチュエル)』のウェブサイトに掲載された。
「ウィリアムズを離れるのは明らかに間違いだね。彼らはすでに来年のプログラムに取り組んでいる。ここを去るのは無駄なことさ」
「今年はチームと共に表彰台に上りたい。来年は、レースで勝ちたいね」とバリチェロは付け加えた。