ステファンGPがF1参入に向けた計画を再開した。ゾーラン・ステファノビッチ率いるセルビアのチームはF1サーキットとチームの本拠地を建設することでベオグラードから25kmのところに位置するスタラ・パゾヴァの市長と「同意書に調印した」と発表。
再開されたステファンGPのWebサイトで、ステファノビッチは「高科学技術企業として、われわれが自分たちを世間に知らしめたいと思っている証拠であり、長期にわたってF1で戦いたいと本気で思っているという証拠である」と述べている。
来年のグリッド枠を確保すべくエントリー中であると認めたステファンGPは、失敗こそしたものの2010年のF1参入に向けてセバスチャン・ローブやクリスチャン・クリエンなどのドライバーと交渉していたことを明かした。
しかしながら、以前は不祥事を起こしたマクラーレンの元デザイナーであるマイク・コフランが写っていた画像が修正されていることから、コフランはステファンGPのF1参入計画にもはや関わってはいないようだ。
ステファノビッチは「長期的にも短期的にも今後のF1の一員になりたい。最終的にわれわれにふさわしい成功があることを願っている」とコメントした。