南アフリカの白人至上主義団体「アフリカーナー抵抗運動」の指導者ユージン・テレブランシュ氏(69)が3日、殺害された。
警察当局の発表によると、テレブランシュ氏は棒状のもので殴られたほか、なたで刺されるなどして殺害されたもよう。遺体は同氏の農園で発見された。
この殺害に関連して、同氏の従業員2人が警察に出頭している。警察によると、同氏と従業員との間で賃金をめぐり口論があったとされているが、詳細はわかっていない。
アフリカーナー抵抗運動は、南アフリカにおけるアパルトヘイト廃止に向けた動きに対する妨害活動で知られる団体。1994年に全人種参加の総選挙が実施された際には、選挙前夜に選挙妨害を狙った爆弾テロを起こし、20人以上を殺害した。
テレブランシュ氏自身も同氏の農園で働いていた黒人警備員の殺人未遂容疑で禁固刑となり数年間、服役していた。このほか、黒人に飼い犬をけしかけた罪でも起訴されている。
差別する、何々主義とかってダメでしょ
そうなるでしょ