F1とはもっとも縁のなさそうだった自動車メーカー、ロシアの『Lada(ラーダ)』が、ルノーF1チームの2010年スポンサーを務めることを明らかにした。
ロシアのウラジミール・プーチン首相によって発表されたこの提携は、ロシア初のF1ドライバー、ヴィタリー・ペトロフに関係していると考えられる。プーチン首相はルノーとペトロフの契約について"フランスのチームとロシアの協力を示す素晴らしいシンボル"だと述べた。
「われわれはこの活動(F1)を最初のステップとして支援し、今後のプロジェクトへの資金参与拡大も排除しない」と首相は『EFE通信』に語った。
08年にルノーはラーダの親会社『Avtovaz(アフトヴァース)』の株式25%を10億ドルで購入しており、カルロス・ゴーンCEOは同社への関与を拡大する考えがあると報道されている。
2010年のルノー・マシンにラーダのブランド名が掲げられることになるものの、今のところチーム名変更の予定はないとのことだ。