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ヘレステスト初日
  10日(水)にスペイン・ヘレスで行われた4日間のテスト初日は、ロズベルグが最速タイムをたたき出した。ロズベルグはメルセデスGP W01を駆り、1分20秒927をマークしている。このタイムが刻まれてから数分後に雨が落ち始め、その後の路面コンディションはウエットとなった。そのため、各ドライバーのベストタイムは午前中にマークされたものとなっている。

ウェバーは「路面は変化し続けていた。どんなタイヤを履くか、インターミディエイトタイヤを履くのかフルウエットタイヤを履くのかに影響されていたし、摩耗状態にも関係があった」と語った。

雨脚は激しくはなかったものの、セッション終了までウエットコンディションが保たれるには十分なものだった。今週のテストは4日間共に雨の予報が出ており、各チームは天候状況にとらわれずにテスト項目をこなす必要があるだろう。

この日はまず、ベッテルとウェバーがレッドブルの新車RB6をお披露目。シルバーストーンで新車をシェイクダウン済みのフォース・インディアは、メディア向けにVJM03のフォトセッションを初めて開催した。レッドブルの新車をシェイクダウンしたのはウェバーで、ヘレステスト初日を通じてステアリングを握った。

「第一印象は、すごく久しぶりにF1マシンに乗ったって感じかな」と『ESPNF1』に語るウェバー。「僕たちにとっては、キャリアで最も長い休暇になったんだ。だからマシンのインストレーションは新しい冒険のようなものだった。だけどいつもどおり、すぐに調子をつかめたよ。感触は素晴らしい。新レギュレーションによってマシンの全長が少し伸びたから、前よりも少し醜くなってしまったと思うんだ。以前と比べると、あまりいい見た目じゃないよね。だけど今後数週間でマシンがどうなるかという点についてはすごく楽しみだ。テストのラップタイムはいつもトリッキーなものだけど、この時点ならなおさらさ。僕らがいい仕事をしたかどうかは、バーレーンでわかるよ」ともコメントしている。

レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、先週のバレンシアテストを欠席したことについて説明。その分RB6の開発により時間をかけることができたために、チームは好印象を持っていると明かした。

「今回の主な目的は、マシンのマイレージを稼ぐことだ。RB6について少しでも理解するために、燃料搭載量について学ぶためにね。それから、細くなったフロントタイヤの機能を確認するのが目的だ。今後数週間は知識を積み重ねて開発を進めていき、その後開幕戦のバーレーンGPに臨むのだ」

この日のテストに臨んでいるのは10チーム10名のドライバー。フォース・インディアはリウッツィ、ザウバーは小林可夢偉、トロ・ロッソはブエミ、ウィリアムズはニコ・ヒュルケンベルグ、マクラーレンはバトン、ルノーはヴィタリー・ペトロフ、ヴァージン・レーシングはティモ・グロックが担当した。

メルセデスGPは2日目となる11日(木)にミハエル・シューマッハを起用するようだが、それ以外のチームは同じドライバーが初日と2日目にドライブする模様。その後、3日目と最終日にチームメイトがステアリングを握ることになるだろう。

ヴァージン・レーシングはシルバーストーンですでにVR-01のシェイクダウンを行ったものの、この日の午前中はマシンをガレージに収めた状態で、メカニックたちは新しく届いたパーツの装着に集中していた。パドックに停められた2台の白いトランスポーターは後方のドアが開けられ、忙しく作業が行われていたのだ。

ヴァージン・レーシングは「夜中に新パーツをマシンに装着し、準備を整えた! VR-01はコース上で強力なライバルたちと走ることになる」と声明を発表。そして現地時間午後1時47分、グロックがこの日初めてコースインしてインストレーションラップを実施、再びピットに帰還した。午後3時32分には2周目を行い、その20分後には3周を走り切ってガレージに戻った。

また今回のテストは、フォース・インディアにとっても初めての本格的な走行チャンスとなっている。「通常の新車チェックリストに基づいて作業を行っているが、この雨はその作業の助けにはなってくれていない」とESPNF1に語るフォース・インディアの広報担当者は、「その作業が終わり次第、われわれはマシンバランスを整える作業に移るだろう」ともコメントした。

午前のセッションで最初に赤旗中断の原因になったのはレッドブル。RB6にオイル漏れが発生したため、ウェバーはコース上でマシンを止めている。しかしチームはすぐにマシン修復に取り掛かり、ガレージで5時間におよぶ作業を実施。ウェバーが再びコースインしたとき、セッション残り時間は15分ほどとなっていた。

ヒュルケンベルグは午前中に「雨の状況はどんどん悪くなっている」と語っていたものの、この日の最多周回数となる118周を走破。グロックの5周を除けば、最も周回数が少なかったのはペトロフの27周だ。ルノーR30にトラブルが発生したわけではなく、単にチームがウエットコンディションでの走行を控えただけとみられる。

雨によって観客数は多くなかったものの、この日最初にコースインしたアロンソの走りを見るために熱心なファンも集まっていた。アロンソはフェラーリを駆って88周を走破し、信頼性のテストを実施。ブリヂストンのインターミディエイトタイヤとウエットタイヤの履き比べも行っていた。

ロズベルグがコース上でストップしたことによってこの日2回目の赤旗が提示され、残り時間9分となったところだったためにそのままセッションは終了となった。


1. ニコ・ロズベルグ - メルセデスGP W01 - 1:20.927 - 57周
2. セバスチャン・ブエミ - トロ・ロッソ・フェラーリSTR5 - 1:21.031 - 84周
3. ニコ・ヒュルケンベルグ - ウィリアムズ・コスワースFW32 - 1:22.243 - 118周
4. フェルナンド・アロンソ - フェラーリF10 - 1:22.895 - 88周
5. 小林可夢偉 - BMWザウバーC29 - 1:23.287 - 55周
6. ジェンソン・バトン - マクラーレン・メルセデスMP4-25 - 1:24.947 - 68周
7. ビタントニオ・リウッツィ - フォース・インディア・メルセデスVJM03 - 1:24.968 - 71周
8. ヴィタリー・ペトロフ - ルノーR30 - 1:25.440 - 27周
9. マーク・ウェバー - レッドブル・ルノーRB6 - 1:26.502 - 50周
10. ティモ・グロック - ヴァージン・コスワースVR-01 - 1:38.737 - 5周
by sportsiroiro | 2010-02-11 21:42 | F1
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