スペインのサンタンデール銀行が、ペドロ・デ・ラ・ロサの2010年個人スポンサーを務めることが明らかになった。
ザウバーでシートを確保したばかりのデ・ラ・ロサは、02年以来のF1フル参戦となる。彼のシート獲得には、資金面の要素が大きかったと考えられている。だが、マクラーレンやフェラーリとすでに契約を結んでいるサンタンデールの報道代表は、彼らが支援するのはチームではなく、ドライバーだと主張している。
「ペドロは友人であり、非常に知的な人物で、一緒に(マクラーレンで)過ごした3年間、とても感銘を受けた」と同銀行のフアン・マヌエル・センドージャは述べた。「個人的に彼を支援するが、ザウバーにわれわれのブランドがつくことはない」
スポンサーシップは、サンタンデールの子会社でスペイン語とポルトガル語の大学によるネットワーク『Universia(ユニバーシア)』の名前で行われるものと思われる。センドージャはまた、彼らがブルーノ・セナの支援も望んでいたことを明らかにしたが、F1の支援枠がすでにいっぱいだったという。