米の対アフガニスタン軍事作戦については反対しながらも、オバマ大統領が新たに表明した3万人の増派については約6割が賛成していることが、23日朝に発表された最新の世論調査で明らかになった。
調査はCNNとオピニオン・リサーチが16-20日にかけ、全米の成人1160人を対象に電話で実施した。
その結果、59%がアフガン増派3万人に賛成し、反対の39%を大きく引き離した。
しかし、アフガン軍事作戦そのものについては、55%が反対し、支持の43%を上回っている。今年11月末に発表された同様の調査結果では、反対が52%、支持が45%だった。
また、アフガン軍事作戦に関して「勝利」と考えているのは18%に過ぎず、「敗北」と見なしている回答者が3分の2と大多数を占めた。