オバマ米大統領の公式晩餐会に招かれていない夫婦が紛れ込んで問題になったが、実はシークレットサービスの警備をかいくぐってホワイトハウスに侵入される事件は1980年から03年にかけて91件も起きていたことが、内部文書で明らかになったと言う。
米紙ワシントン・ポストが7日付で報じ、シークレット・サービスの報道官もCNNの取材に対してこの文書の存在を認めた。文書は警備を突破される事態の防止と対処法を学ぶ目的で使われている研修用の資料だという。
報道官によれば、91件のうち約半数はホワイトハウスの塀を乗り越えて侵入したもので、直ちに取り押さえたという。しかし侵入者が大統領と会っていたケースも数件あった。
このうち「常習犯」の男性は1991年から01年にかけて4回にわたって侵入に成功、ブッシュ元大統領と前大統領、クリントン元大統領の朝食会や昼食会に潜り込んでいた。94年にはロサンゼルスでクリントン元大統領に会った俳優ハリソン・フォードさんの一行に、別の男性が紛れ込む騒ぎがあった。
いずれのケースとも、侵入者は大統領と会う前に磁気探知器などによるボディチェックを受けていたと報道官は強調している。
91件もあったのか・・・
ダメじゃん