デ・ラ・ロサが来年、フォース・インディアに加入してF1レース復帰を果たすかもしれない。メルセデスエンジンを搭載し、マクラーレンの支援を受けるフォース・インディアは09年シーズンをスーティルとリウッツィのコンビで締めくくったが、来季に向けてはまだいずれのドライバーも発表していない。
マクラーレンのテスト兼リザーブドライバーを務めるデ・ラ・ロサは昨冬にフォース・インディアをテストしているが、来年はカンポスに加わるのではないかと考えられていた。
しかしながら、スペインのスポンサーからの関心が少なかったことを理由にカンポスの選択肢はなくなったと言われている。しかし、スペインのラジオ局『Onda Cero(オンダ・セロ)』および『Radio Marca(ラジオ・マルカ)』は、フォース・インディア移籍は可能性があると報じ、発表も間もなく行われると報じたのだ。
一方、スイスの『Motorsport Aktuell(モートアシュポルト・アクチュエル)』によると、来月初旬にヘレスで開催される若手ドライバーによるテストで、ポール・ディ・レスタがF1デビューを飾るという。
メルセデスのDTMシリーズに参戦するスコットランド出身のディ・レスタは、どうやらメルセデスエンジン搭載のフォース・インディアのマシンを駆るようだ。今週初めに、シート合わせのため、シルバーストーンにある本拠地を訪れたと伝えられている。