クビサと2010年の契約を締結したルノーF1チームだが、将来のF1参戦に関するさまざまなうわさが浮上している。
スイス誌『Motorsport Aktuell(モートアシュポルト・アクチュエル)』によれば、ルノーはイギリス・エンストンにファクトリーを構えるチームを売却する可能性があるようだが、少なくともエンジンサプライヤーとしてF1活動は続けることになりそうだ。同誌は、ルノーの売却先として2つの名前を挙げている。
そのうちの1人がベンチャー企業『Mangrove』の共同創始者であるジェラール・ロペス氏。もう1人はロシア人のアンドレイ・クラジニク氏で、こちらは現在ルノーのスポンサーを務めている『Megafon(メガフォン)』とかかわりがあるという。
ちなみにF1最高責任者のバーニー・エクレストンは『Folha de S.Paulo(フォルハ・デ・サンパウロ)』紙に対して先週末、「F1チームの1つを買収したいと話す人物と会話した」と明かしている。