今年のノーベル平和賞にオバマ大統領の受賞が決まった問題で、米国民の56%がこれを支持していないことが最新世論調査で20日分かったという。CNNとオピニオン・リサーチ社が共同実施した。
受賞に値する業績を既に示したとするのは約3分の1だった。ただ、約70%が米国大統領に権威あるノーベル平和賞が与えられたのは誇らしいと考えていた。
世論調査では3人中、2人がオバマ氏は米大統領が備えるべき資質を持っていると回答していたが、前回の同様調査と比べ、12ポイント下がっていた。オバマ氏の平和賞受賞がこの質問項目で支持率を高める効果を持たなかったことが明らかになった。
今回調査は米国人成人1038人を対象に、10月15-18日に電話で実施した。