米国立ハリケーンセンターによると、大西洋北東部で発生したハリケーン「リック」が17日夜、風速70メートル以上のカテゴリー5に成長した。今後、進路を北東に変えてメキシコ本土を直撃する恐れがある。
中心の気圧は906ヘクトパスカル、最大風速は79メートルで、過去10年間で2番目に威力のあるハリケーンとなっている。
ハリケーンセンターによると、「リック」は米東部時間17日午後11時(日本時間18日正午)現在、メキシコ・マンサニージョの南南西475キロの太平洋上にあり、時速22キロで西北西に進んでいる。
「リック」は19日に進路を北西に変えた後、北に向かうと見られている。