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ロータスは経験ドライバー起用を検討
  来シーズンからF1に参戦するロータスのドライバー候補リストのトップはトゥルーリだという報道に対し、マイク・ガスコインはコメントを避けたものの、新チームにとって経験のあるドライバーを起用することは賢明な策だと認めていると言う。

ロータスがマレーシアチームとなることから、クアラルンプール生まれのルーキードライバー、ファイルーズ・ファウジーがレースシートに座るとのうわさもある。

数年以内にマレーシア出身の後継者を見つけることも自身の役目のひとつだと認めるガスコインは「チームにとって最良の選択を検討しなければならない」と『New Straits Times(ニュー・ストレーツ・タイムズ)』紙にコメント。

「結局は2人の経験あるドライバーを望むことになるだろう。新チームなので、2人の新人を起用したらどうなるのか見えないからね」

現在、ワールドシリーズbyルノーでランキング5位につけるファウジーをトップドライバーだと認めつつも、ロータスのレースシートを狙う多くのライバルたちも同じく高い水準にあると語るガスコイン。ロータスのドライバーラインアップは来月にも発表されると見られている。

「来年のある段階でマレーシア人ドライバーをテストに召集することは間違いないが、レースシートに座るかどうか、それは状況を見守るしかない」

そう述べたガスコインはオール・マレーシア体制を目指すロータスと、かつての雇い主であるビジェイ・マルヤ率いるフォース・インディアとの違いについて次のように主張した。

「フォース・インディアを見れば分かるように、単にフォース・インディアのバッジをつけた旧ジョーダンだ。インド人を雇ってもいないし、拠点はオックスフォードシャーにある。ドイツのエンジンを積み、イタリア人とドイツ人のドライバーを起用するイギリスのレーシングチームなのだ。インドなど何の関係もない。インドマネーだけだ」
by sportsiroiro | 2009-10-15 22:20 | F1
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