ウィリアムズにとってコスワースもひとつの“選択肢”だという同チームの共同オーナーであるパトリック・ヘッドのコメントが伝えられている。
トヨタのF1活動の今後が不透明な中、独立系チームのウィリアムズが新たなエンジンサプライヤーを探していることは周知の事実。
先週末のモンツァでヘッドは報道陣に、以前に話し合いがあったにもかかわらず、これまで報じられてきたメルセデスが選択肢にないことを明かした。
来年のウィリアムズのエンジンサプライヤーとしてはルノーが最有力候補だが、現状、レッドブルがルノーエンジンに懸念を抱え、メルセデスエンジンへの移行を考えているとされており、そうなればルノーのF1活動にも疑問符がつく可能性もある。
オランダのWebサイト『formule1.nl』にはルノーの状況について語ったヘッドの発言が記載され、特に来る世界モータースポーツ評議会を考えると、ウィリアムズにとってエンジン計画をまとめるのは「確かに容易ではない」と語ったという。
また、『Stuttgartern Rosen』もコスワースが「選択肢のひとつ」というヘッドの話を伝えている。
来年からFIAの公式エンジンサプライヤーとしてF1に復帰するイギリスのエンジンメーカー、コスワースはすでにするカンポス、USF1、マノー、ロータスに供給することになっている。
新規参入チームに供給するみたい
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