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シモンズ、クラッシュはピケJr.のアイデアと主張
  ルノーが昨年のシンガポールGPで故意にクラッシュするようピケJr.に命じたとの告発は、もともとはピケJr.が提案したものだとの主張が浮上したと言う。

『Mirror(ミラー)』や『The Times(ザ・タイムズ)』といったイギリス各紙はピケJr.がFIAに八百長に同意したことを明かしたと報じている。

伝えられるところによれば、シンガポールGPでのクラッシュはレース前のミーティングにてフラビオ・ブリアトーレおよびパット・シモンズと共に話し合われ、09年の契約という結果につながると考えたピケJr.が同意したという。なお、このミーティングにアロンソは参加していなかったとのこと。

さらにルノーのベテランエンジニアディレクターのシモンズがアロンソのレース戦略が生きる13周目あるいは14周目にクラッシュするよう明確に指示したとの情報がピケJr.からFIAの調査団にもたらされている。

クラッシュの場所にターン17が選ばれた理由としては、クレーンの不足からダメージを負ったマシンの撤去が困難を要すると考えられ、セーフティカー導入の可能性が高いと予想されたからだという。

ブリアトーレとシモンズの署名入り書簡では、レース前にミーティングがあったことは認められているものの、シモンズはその「やり取り」中にピケJr.からクラッシュの提案があったと主張している。

ザ・タイムズ紙は容疑を完全否認していると見られるブリアトーレはこの状況を「恐喝」に例えていると報道。今回の一件はまずピケJr.の父親が7月下旬にマックス・モズレーと接触したと見られている。

また、ハンガリーにてルノーでの最後のレースを終えてから数日後、ピケJr.が書面での告発をするためパリに飛んだとも報じられた。
by sportsiroiro | 2009-09-10 23:00 | F1
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