7月のハンガリーGP予選で致命的な事故に見舞われたマッサは、今後のモータースポーツ界で安全性がさらに高められることを願っていると言う。
『The Guardian(ガーディアン)』紙のインタビューに応じたマッサは、FIAとライバルのドライバー勢に対して頭部損傷に関して話し合いを提案することを明かした。その中には、F2レース中にライバルのマシンから外れたホイールが頭部に直撃して死亡したヘンリー・サーティースの件も含まれるという。
「改善策を探す必要がある。コックピットを完全に覆うようにすべきとまでは言わない。だけど、外れたホイールがドライバーの頭を直撃しないようにする方法はいくつかあるはずだ」
「僕は復帰したらチャーリー・ホワイティングをはじめとするFIAのメンバー、それからドライバーたちと話すつもりさ。僕らは一緒になって対処する必要があるからね」
マッサはまた、マシン自体の安全基準が他に類をみないほど高いことは認めるものの、飛来してきたデブリが頭に当たる危険性は常にあることをも説明している。
レースには危険がつきものですが、危険と言うレベルじゃないですからね
ヘタすれば命に関わる事ですからね