ジャンカルロ・フィジケラは7日(月)、療養中のマッサの代役ではなく後任となるべく、今シーズン残り5戦を生かすつもりはないと断言した。
フェラーリの本拠地マラネロで行われた記者会見にて、2010年のリザーブドライバー契約をすでにかわしたフィジケラは、来シーズン開幕と同時にグランプリ復帰すると見られているマッサと電話で話したことを明かしている。
「彼は喜んでくれたし、僕を選んだことは正しい判断だろうとも言っていたよ」
そうコメントしたフィジケラは次のように付け加えている。
「彼に起こったことは本当に残念なことだし、早く良くなってほしいと伝えた。それから、戻りたくなったらいつでも戻って来い、と、これは君のマシンなんだからってね。あと、君がやりたかったことを達成できるよう願っているとも話した」