アフガニスタン内務省当局者は8日、首都カブールの国際空港近くで同日朝、爆発があり2人が死亡したと述べた。6人が負傷した。死亡者は一般人とみられる。
同空港の軍事空港区域が現場で、空港への出入り口で爆発したという。NATO主導の国際治安支援部隊(ISAF)などが普段、同区域を利用している。車を使った自爆テともみられ、ISAFの車列を標的にしたとの見方もある。
01年末の米英軍事作戦で政権を追われたイスラム強硬派勢力タリバンが犯行を認めたとの情報がある。ISAFは今月4日、北部クンドゥズ州で、タリバーンが略奪したISAF用のガソリン輸送車を空爆、多数が死亡しており今回の空港攻撃は報復の可能性もある。この空爆では多くの民間人が死亡したともされ、アフガン政府は反発している。
タリバンはこれまでも ISAFを狙った爆弾テロを起こしている。