コンストラクターズ選手権で首位に立っているブラウンGPは、2010年のレースシートをニコ・ロズベルグにオファーした模様だ。
しかしドイツ紙『Bild(ビルド)』は、現在ウィリアムズに所属しているロズベルグがドイツ人ドライバーとしては1955年以来初めてメルセデス・ベンツのワークスマシンを操ることになるだろうと報じている。マクラーレン・メルセデスはハミルトンのチームメイトを務めるコバライネンを今シーズン限りで放出し、後任としてロズベルグを起用する可能性が高いのだ。
ロズベルグは「望むチームに行けそうだから、悪くないね。だけど、まだ決めてないんだ」と語っている。
マクラーレンにとっては、ウィリアムズだけでなくブラウンGPという強力なチームがロズベルグ争奪戦のライバルに加わったことになる。
ベルギーGPが開催された先週のスパ・フランコルシャンでロズベルグは、来年の契約を今後数週間以内に決めて契約書にサインすることを願っていると明かしていた。