フランク・モンタニーはアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)やIRL(インディ・レーシング・リーグ)参戦の可能性を残しつつも、USF1のレースシート獲得を狙ってチームと連絡を取っていると言う。
2日(水)付けの仏のスポーツ日刊紙『L’Equipe(レキップ)』に対して31歳のモンタニーは、USF1のスポーティングディレクターを務めるピーター・ウィンザーとEメールの交換を行ったことを認めている。
フランス人ドライバーのモンタニーはルノーのテストドライバーを務めた後、06年シーズン途中にSAF1に加入してF1デビュー。7レースに出走したが、翌年にはトヨタのテスト&リザーブドライバーに就任。同年末にチームを離脱し、フォース・インディアのドライバーオーディションに参加したもののレースシート獲得はならなかった。
「彼ら(USF1)は現存するF1チームのサードドライバー全員と、連絡を取っているんだ」と明かすモンタニー。「契約は結ばれてないようだけど」とも付け加えている。
モンタニーは今月末にプジョーからプチ・ル・マンに参加する予定だが、最近はアメリカの名門チームであるアンドレッティ・グリーン・レーシングからIRLにも参戦。さらに来シーズンからのIRL挑戦を表明しているド・フェラン・モータースポーツとも関わりがある。