米同時多発テロでハイジャック犯に乗っ取られたユナイテッド航空93便が墜落した土地を購入し追悼施設を設立することで、土地の保有者と合意に達したと、米国政府が8月31日に明らかにした。
政府が購入するのは、ペンシルベニア州西部シャンクスビル近郊の土地。この場所には01年9月11日、乗員乗客40人が搭乗したニューアーク空港発サンフランシスコ行きのユナイテッド航空93便が墜落した。
同便では、乗客らが協力してハイジャック犯に立ち向かい、テロ目標への攻撃を阻止したことで知られている。ハイジャック犯は乗っ取った同機で、首都ワシントンの連邦議会議事堂もしくはホワイトハウスを狙っていたとされている。
サラザール内務長官は、国立公園局が土地の保有者と必要な条件面で合意に達したと述べている。土地購入費用は約950万ドル。
国立公園局は墜落場所を、「首都への攻撃を阻止した乗員乗客40人の行為」を称える場所とするとしている。
追悼施設の建設は11月にも着工予定
今月の11日で、8年を迎えるんですよね
時間が過ぎるのはほんと早いです。