金沢競馬場で行われた第5回イヌワシ賞(3歳上、ダ1900m、1着賞金210万円)は、吉原寛人騎手騎乗の3番人気マヤノグレイシー(牡10、愛知・斉藤弘光厩舎)が、先団追走から直線に向いて抜け出し、1番人気キクノアロー(兵庫)に2.1/2馬身差をつけて優勝したと言う。
勝ちタイムは2分02秒6(良)。さらにアタマ差の3着には9番人気フサイチウィード(笠松)が入った。
勝ったマヤノグレイシーは
父マヤノトップガン
母はJRA1勝のライトウインズ
その父ジェイドロバリーという血統。
01年9月に栗東・坂口正大厩舎からデビューし、07年新潟記念(GIII)5着など重賞でも好走を見せた。
JRAで6勝を挙げた後に愛知へ移籍。移籍後は08年せきれい賞(盛岡)2着、09年オグリキャップ記念(笠松)2着などの活躍を見せており、今回が15回目の挑戦での重賞初制覇となった。
通算成績39戦9勝(うちJRA22戦6勝、重賞1勝)。