南米ウルグアイ議会下院は27日、同性カップルが養子を迎えることを認める法案を、賛成40、反対13で可決した。9月15日に上院で審議する。法案が成立すれば、ラテンアメリカ諸国で初めてとなる。
ウルグアイでは昨年、性同一性障害の人々を見据え、12歳以上の子供が名前を変えることができる法律が成立している。また、同性カップルを法的に認める法案も可決している。
今回の同性カップルが養子を引き取ることができるようになる法案について、左派政党・拡大戦線(FA)のアルバレス議員は、「養子制度の上で重要なのは、子供を迎いれる家庭に合いがあり、機能していることであり、両親の性的指向は関係ない」と話している。