頭部に重傷を負い、昏睡状態から目を覚ました最初のインタビューで、マッサは、ハンガリーGP予選中にスチール製のスプリングがヘルメットを直撃し、頭からバリアに衝突したことを覚えていないと語ったという。
「事故のことはなんにも覚えていないんだ。でも、僕はまたレースをするよ」とマッサはイギリス紙『News of the World(ニュース・オブ・ザ・ワールド)』に誓っている。
「とてもアンラッキーな事故だったけど、生きててラッキーだってことは知ってる」と彼は言う。「目が覚めたときはどうして病院にいるのか分からなくて“なんでここにいるの?”って聞いたんだ」
「僕がチューブを引き抜こうとしたから、エドゥアルド弟が僕を止めようとした。しばらく2人で取っ組み合いをしたよ」
マッサは間もなくブダペスト中心部のAEK病院を退院し、母国ブラジルに戻る。1日(土)にはミハエル・シューマッハとジャン・トッドがお見舞いに訪れたということだ。